公立小学校に広がるSTEAM教育の実践例として注目
2025年度より、大田区が独自に設けた新教科「おおたの未来づくり」の教科書に、FIRST® LEGO® League(FLL)が取り上げられました。FLLは、探究的な学びを通して21世紀型スキルを育むプログラムとして、区内の複数の小学校において活用されています。
この取り組みは、2022年に大田区立入新井第一小学校で始まりました。
総合学習の授業として5年生全員がFLLに取り組み、2024年度からは6年生にも対象が拡大。現在では、5・6年生全員がFLLのカリキュラムを通して、ロボット競技やプレゼンテーション、チームワークに挑戦しています。
校内での成果発表会の後、選抜チームが12月の地区予選大会に出場し、毎年全国大会への進出も果たしています。
この流れは他校にも広がっており、相生小学校や入新井第五小学校でも、学年単位でFLLを授業に取り入れています。さらに、中萩中小学校では、FLLが放課後の活動として、コミュニティスクールの一環として実施されており、地域のコーディネーターの協力のもと、学校と地域が連携した探究的な学びが展開されています。
FLLが「おおたの未来づくり」の教科書に掲載されたことで、今後さらに多くの学校での導入が期待され、大田区から発信されるSTEAM教育の先進モデルとして、全国から注目を集めています。
FLLの導入にご関心のある教育委員会・学校の皆様へ
導入のご相談や体験イベントの実施など、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先:info@firstjapan.jp
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🔗 大田区公式サイト|おおたの未来づく